昨日の午後は東京の大学に進学していた静波氏と久々に会った。リンクにある「Ｒ線下のアリア」「目指せ世界静波」の管理人にして、親友である。東京の大学に行っていた同級生の多くは「はじめてのひとりぐらし」のお陰でおよそ10㎏痩せてスレンダーになっているという何だか羨ましい状況だったらしいが、静波氏は自分の記憶通り顔も体格も性格も特に変わったところはなく安心した。彼とは高校時代に半年弱ほど共に同人活動をやった仲で、高校も住む場所も地理的にかなり遠く、会った回数は実に今回を含めても10に満たない。最後に会ったのはもうほぼ1年前になる。でも今の時代はインターネットって物があるので、ちょくちょく連絡は取れていた。最後に会ったのがほんの少し前であるかのように他愛のない再会をして、

他愛のない話をして、
他愛のない話をして、
他愛のない話をして、
人生初のポップンをして、
ポップンで世界的に有名な静波氏の勇姿を拝んで発狂して、
オフでＲ線下のアリアウォッチャーであるやんまー氏に初めて会って、
静波氏に猛烈に勧められた本を買って、
自分も猛烈に勧めた本を買わせて、
楽しくて楽しくて、

……

それは自分にとって凄く満たされた時間だった。

別れ際に彼は言った。

「受かれよ」

ありがとう、静波。

季節の変わり目、気温の変化のせいか夜中に何度も目覚めるようになった。目覚めるたびにただ何か夢を見ていたというそれだけの記憶があり、どういう訳か胸が締め付けられるような得体の知れない寂しさに包まれる。夢の中では今ここにある自分の殻を脱ぎ捨て、夢の中の「何故かそうなってしまっている」設定で、自分自身が夢の一部、夢の中の一つの歯車となって夢を見る。目覚めると大抵は何もかも忘れ去っているが、ここ最近は心を夢の中に置き忘れてきたような虚脱感が顕著になってきた。どこか懐かしい感覚と、痒みに似た疼きが胸に巣くう。それらは少しずつ広がり胸を満たし、やがて重みを持ち、四肢の隅々に沈んでゆく。ほんの少しだけ涙が出そうになった。身体の器を満たした重みが涙を押し出すかのように。身を起こして動き出すと、重みはどうでも良いものになり、消える。消えたのではなく、自分の一部になったのかもしれない。

昨日のニュース7の土日の天気予報のおねーさんこと山本志織(やまもとしおり)さんによれば今日は北陸地方に雨が降ってくれるらしい。ニュース7を見ている方なら解るだろうが、平日には半井小絵(なからいさえ)さんという別の気象予報士が出張っていてっていうかわざわざ名前を出すようになったのってどーかと思うしＮＨＫの何だか超自作自演的なＣＭを眺めているとイタくなってきて……いや、話がそれた。兎に角、我が有馬家の花壇の植物たちにとって素晴らしき朗報である。勿論このサイトの管理人、有馬哲樹も諸手を挙げて喜んでいる。何故かってそりゃあ、朝から水撒きしなくて良いからである。植物が割と好きとはいえ、寝ぼけ眼をこすりこすり半分干涸らびてしまった紫陽花にバケツの水をえっちらおっちら運んでぶっかける作業を淡々と繰り返すのは何だか精神的に疲れるものだ。以前重宝していたホースは度重なる酷使によって昇天し、新しく買い直すのも超めんどくさいし、もはや自分に残されているのはバケツのみである。早く雨が降って欲しい。
ところが。

本日曇り(ＮＨＫ朝のニュースより)

あれ……今日も水撒きデスカ……まあいいけどさ。

明治乳業のスーパーカップ超バニラはアイス好きな日本国民であれば大抵の者が知っているであろう(かつ食べたこともある)超人気商品、ロングセラー・ラクトアイスである。我が有馬家の食卓にもオヤツ・デザート・ストレス解消用等に幾度となく登場したこのアイスは「安い」「うまい」「飽きがこない」の三拍子が揃っており重宝されていたが、一つだけ深刻に重要な問題があった。

そう。カロリーである。

他社製品のアイスには必ずと言っていいほど表示されているカロリー表示がない。カロリー表示は義務づけられている訳ではないが、それをあえて出さないって事はそれを見ると購買意欲が激減するからなのだろうと言う想像は誰でも思いつく。そしてその想像はおもいっきり当たっていた。今まで知ろうとすれば知れるのに恐くて調べなかったのだが、今回ついに(自分的)パンドラの箱を開けてしまった。

370kcal

知らなきゃ良かった。
一体今までどれほどのスーパーカップを平らげてきたのだろう？
後悔は先に立たないが、目下問題は家の冷凍庫に眠っている当該商品の処分であろう。まあ次回から買うのを控えることにして、この暑さだし、このアイス達が誰の胃袋に収まるかっていえば恐らく自分だし……

こうして当サイト管理人、有馬哲樹は着実に中肉中背→大肉中背への道を進むのであった。

完

………やばい何とかしないと(汗

　全国的には未だ酷暑が続いているものの、自分の住む北陸地方は朝夕にだいぶ冷え込むようになった。ここ数日は部屋の窓を全開にして気持ちよく寝ていたが、起きたときに相当な寒気がし、頭痛も伴うようになってきた。そろそろ風邪をひきそうな気がする。せっかくクーラーなんぞをつけずともよくなったのに、文字通り僅か数日で目論見は崩れ去ることとなった。
　閑散とした住宅街ではこれと言った騒音はないが、窓を開けていると、例えば遙か向こうから聞こえる越後線の踏切の音とか、風が蠢く音が耳に入る。時々暴走族らしきバイクの音や酔っぱらいの叫声が聞こえるが、深夜の薄暗い光を取り入れた部屋の中ではそれも大いなる沈黙を彩るモノでしかない。

　こぉぉぉぉぉぉぉぉぉん。
　おぉぉぉぉぉぉぉぉぉん。

　大気が澄み渡る音に、何もかもが飲み込まれている。

　こぉぉぉぉぉぉぉぉぉん。
　おぉぉぉぉぉぉぉぉぉん。

　どんよりとした昼の名残、生温い空気が空へと吸い込まれ、涼風の吹き込む夜。
　ただただ静かに、空が澄む音を聴く。


　……あれ？
　タイトル関係ないじゃん！！